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go言語案件の相場はどのくらい?フリーランスに知ってほしい5つのこと

フリーランスエンジニアとして大切なことは、案件探しや、言語勉強の前にまず「その言語について知ること」です。

今回はgo言語で案件獲得を目指しているフリーランスの方に向けて、以下の5つのポイントをご紹介していきます。

・go言語にはどんな特徴や将来性があるのか
・どんなメリット、デメリットがあるか
・どんな仕事、案件があるのか
・働き方や相場はどのくらいか
・どんなスキルを身に着けるべきか

go言語を始めようか否か悩んでいる人も、この記事を読んでぜひチャレンジしてみてくださいね。

go言語の特徴や将来性は?

まずはgo言語の特徴や将来性についてご紹介します。
これからgo言語の案件を獲得したいフリーランスの方、勉強をしていきたい方は要チェックです。

go言語の特徴

まずgo言語は、「生産性が高い言語」という特徴が挙げられます。

C言語と文法や構文が似ており、コードがシンプルかつ処理速度が速いことが大きな特徴です。

コードをシンプルにする目的で作られているため、機能は最小限に抑えられています。

go言語の将来性

5Gの普及で迅速なレスポンス処理が必要となった今、go言語の市場価値は高くトレンドになってきています。
さらに、急速な需要拡大が影響しプログラミング言語別の平均収入ランキングでは上位。将来性にも大きな期待が持てますね。

go言語はまだ新しい言語で、使用できるフリーランスが多くないのが現状です。
需要があり、案件単価も高く、競争相手が少ないgo言語は、フリーランスの方には狙い目の言語になっています。

go言語のメリット・デメリットは?

続いてはgo言語のメリット・デメリットを見ていきます。

もちろんメリットはありますが、フリーランスにとってはデメリットになる点もあります。
go言語の案件探しや勉強の前に、デメリットもしっかりチェックしておきましょう。

go言語のメリット

まずはgo言語のメリットから見ていきましょう。

1つ目は「高速で処理できる」ことです。
直接機械語に翻訳できるため、実行速度が速いというメリットがあります。

2つ目は「文法がシンプルで分かりやすい」ことです。
少ないコードかつシンプルな文法になっていて、初心者から勉強している方でも習得しやすいメリットがあります。
また、エンジニアによって個人差が出にくいため齟齬が起きにくいのもメリットです。

3つ目は「並行処理ができる」点です。
PHP言語が大量のデータを処理できない特徴がありました。
その反面、go言語ではgoroutineやチャネルなどの機能によって並行処理ができるため大量のデータ処理が可能になっています。

go言語のデメリット

続いてgo言語のデメリットを見ていきましょう。

1つ目は「機能が最小限」なことです。
機能が最小限であるが故に、デメリットになってしまう面もあります。
例えば、継承できずに重複したコードが増えすぎてしまい、拡張性がなくなるといったデメリット。

さらに例外処理ができず、エラーに対しての対応ができないデメリットもあります。

2つ目は「情報量が少ない」ことです。
go言語は2009年に登場したプログラミング言語で、比較的新しい言語です。
そのためネットや書籍で学びにくいという点がデメリットと言えます。

go言語でどんな仕事や案件ができる?

続いてはgo言語でどんな仕事や案件ができるかを見ていきます。

主に以下5つが挙げられます。
・サーバー開発・・・データベース、Http通信の開発ができる
・API開発・・・loT製品に連携する案件が多い
・CLI開発・・・コマンドプロンプト、ターミナル上でUI系の開発ができる
・WEBアプリ開発・・・gin、echo、aeroのようなフレームワークを使用して開発する
・スマホアプリ開発・・・AndroidとiOSどちらにも対応して開発できる

どんな案件を受けるかによって必要な知識は変わってきます。
幅広くgo言語案件を獲得したいフリーランスの方は周辺知識も蓄えておきましょう。

go言語案件でのフリーランスの働き方・相場は?

go言語案件でのフリーランスの働き方・相場を見ていきましょう。
働き方は、週5日だけでなく、2~4日の稼働でも受注できる案件はあります。

たとえば、週5日稼働・常駐型の単価の例をご紹介します。
・未経験・初心者のgo言語習得者で月30~40万
・他言語の経験が1~2年あるgo言語初心者で月40~50万
・go言語も含む経験が3年以上あるフリーランスで月60万以上

あくまで一例となっており、時期や案件によって単価は異なります。

実際に「moveIT!」で紹介している案件の相場は以下のとおりです。
スキル 金額/月
Go 50〜100万円
AWS 50〜90万円
Azure 50〜90万円
C言語 50〜70万円
Java 50〜100万円
JavaScript 50〜100万円
PHP 50〜80万円
Python 50〜90万円
Ruby 50〜90万円
SQL 40〜60万円
Unity 60〜80万円
VBA 50〜70万円
職業分類 金額/月
AIエンジニア 60〜150万円
ネットワークエンジニア 40〜100万円(AIもできると120万円以上)
プログラマー 50〜70万円
SE 60〜80万円
PL 65〜85万円
PM 75〜110万円
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go言語案件のためにフリーランスが学ぶべきスキルは?

最後はgo言語案件のためにフリーランスが学ぶべきスキルを紹介します。

プログラミング初心者の方は、まず基本的なコードを書けるようにしておきましょう。
シンプルな記述で文字列を作成できるようにしておきます。

高単価を目指して勉強するなら、フレームワークを身に着けましょう。
例えば
・高速処理が可能かつ軽量なフレームワークであるgin、echo、Iris。
・万能型のフレームワークであるRevel、Beego
などが主に挙げられます。

自分のレベルに合わせてスキルを身に付けて行きましょう。

まとめ

今回はgo言語の案件を獲得したいフリーランスの方に向けて、言語の特徴から案件内容、必要なスキルについてご紹介しました。

go言語の相場は、案件や経験年数、ほかに利用できるスキルなどで変動しますが、約50〜100万円になります。

報酬面でも将来性があり、新しい言語のため利用できるフリーランスが少なく狙い目の言語です。

「勉強してみようかな」と悩んでいる人もgo言語にチャレンジして、新たな案件を獲得できるフリーランスになりましょう。

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