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正社員とフリーランスの収入や働きやすさの違いは?メリット・デメリットも紹介

「正社員からフリーランスになる勇気が出ない‥‥」
「実際、正社員とフリーランスどちらが働きやすい?」

など、不安や疑問に思っている方も少なくないでしょう。

今回の記事では、以下の内容を紹介します。

1. 正社員とフリーランスの違い
2. 正社員とフリーランスのメリット・デメリット

この記事を読めば、正社員とフリーランスのどちらが自分に向いているかわかるようになるでしょう。

正社員とフリーランスの違い

正社員 フリーランス
雇用形態 雇用契約 業務委託契約
収入 給与所得 事業所得
仕事の獲得方法 業務命令 自分で案件獲得
仕事内容 会社の業務内容 自分で選択
税金の納め方 年末調整(会社がしてくれる) 確定申告(すべて自分でやらなけれないけない)
社会保障
  • 保障内容が手厚い
  • 厚生年金に加入できる
  • 社会保険料は会社と折半
  • 保障内容は手薄
  • 厚生年金に加入できない
  • 国民健康保険料は全額自己負担
  • 場所・勤務時間 縛られれていることが多い 自由
    休日 決められている 自由または契約次第
    正社員とフリーランスで共通している特徴はほぼありません。

    とくに、税金の納め方や社会保障の違いについて知らない方も多いでしょう。

    正社員は、会社が代わりに納税手続きをおこない、社会保険料も会社と折半のため、負担が少なくて済みます。

    一方で、フリーランスの納税はすべて自分でおこなう必要があります。国民健康保険料も全額自己負担です。厚生年金にも加入できないため、会社員と比べると将来もらえる年金額は少なくなります。

    ただし、勤務場所や時間が自由なのはフリーランスです。最近では、正社員でも自由な働き方が進んでいますが、フリーランスと比べると縛りが多いでしょう。また、休日もフリーランスは自由に決められます。自分の裁量次第で長期休暇も取りやすいため、旅行やプライベートを充実させたい方にオススメな働き方です。

    正社員とフリーランスどちらが稼げる?

    正社員とフリーランスの収入を比較すると、フリーランスは自分の頑張り次第でどんどん収入を増やせます。一方で、正社員は会社側の査定によって給与が上がるので、フリーランスよりも稼げるスピードは遅く、限界があります。

    そのため、上限のないフリーランスのほうが稼げるでしょう。ただし、正社員よりも納める税金が高くなったり、種類が多くなったりするため、人によっては手取り額が少なくなる可能性もあります。

    正社員とフリーランスどちらが働きやすい?

    正社員とフリーランスのどちらが働きやすいかは、価値観やライフスタイルによって変わります。

    以下で紹介している、正社員とフリーランスに向いている人の特徴を参考に、自分に合っているのはどちらか比べてみてください。
    正社員に向いている人 フリーランスに向いている人
  • 安定した収入が欲しい
  • 組織の中で働くことを苦に感じない
  • 協調性がある
  • 忍耐力がある
  • ある程度ルールがあるほうが働きやすい
  • 自由が好き
  • ひとりでいるほうが心地いい
  • ほかの人に合わせて行動するのが苦手
  • 自分の裁量で仕事したい
  • 自己管理能力に自信がある
  • 正社員とフリーランスのメリット・デメリット

    会社員とフリーランスそれぞれの働き方のメリット・デメリットを紹介します。

    実際に、正社員からフリーランスに転身した方の体験談もあせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

    正社員のメリット・デメリット

    正社員のメリット・デメリットは以下のとおりです。

    メリット

    • 収入が安定している
    • 会社が仕事や案件を与えてくれる
    • 研修がある
    • 上司や先輩に質問できる環境がある
    • 社会的信用が高い
    • 社会保障が手厚い
    • 福利厚生がある
    正社員の1番のメリットは、収入が安定していて、社会的信用が高いことです。

    住宅ローンのような融資もフリーランスと比べると受けやすい傾向にあるので、将来銀行から融資を受けたいと考えている方は、正社員のほうがメリットは大きいでしょう。

    デメリット

    • 時間が拘束される
    • 人間関係を選べない
    • 会社のルールの中で仕事する必要がある
    • 給与が上がりにくい
    • 長期休暇が取りにくい
    正社員は会社のルールの中で仕事する必要があるため、時間や場所など縛りが多くなります。

    また、会社で人間関係に悩んだり、給与アップのスピードや額にも限界があったりするので、忍耐力・精神力が必要になるでしょう。

    フリーランスのメリット・デメリット

    フリーランスのメリット・デメリットは以下のとおりです。

    メリット

    • 働く場所や時間が自由
    • 通勤時間がない
    • 働き方を自分で決められる
    • 収入は自分次第で増やせる
    • ある程度なら人間関係を選べる
    • 自分の裁量次第で長期休暇をいつでも取れる
    • 理想的な働き方に近づけやすい
    実際、フリーランスに転身した方が感じたメリットは、お金にならない通勤時間がなくなり、月収が10〜30万円くらい上がったことだそうです。

    また、会議への参加や後輩への指導などもする必要がなくなり、自分の業務に集中できるようになった点もフリーランスに転身したメリットのようです。

    デメリット

    • 収入が不安定
    • 社会的信用が低い
    • 働けなくなったときの保障がない
    • 税金が高い
    • 納税を自分でする必要がある
    正社員からフリーランスに転身した方の中で、よくデメリットにあがるのは「確定申告」です。

    会社員なら、会社が代わりに納税手続きしてくれますが、フリーランスの場合は自分で納税する必要があります。

    そのため、無料の会計ソフトを利用したり、税理士さんにお願いしたりして、毎年乗り越えているフリーランスの方が多いようです。
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    まとめ

    正社員とフリーランス、どちらの働き方が良いかは、一人ひとりのライフスタイルや価値観によって異なります。

    フリーランスとして自由な働き方を重視するなら、自分で収入を管理し、税金対策をしっかりおこなう必要があります。

    一方、安定した収入と社会的信用を重視するなら、正社員のほうが適しているでしょう。

    両者のメリットとデメリットを理解し、自分にとって最適な働き方を選ぶことが大切です。

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