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エンジニアの転職はどうやってる?

エンジニアの転職はどうやってる?

「もっと給料を上げたい」「労働環境を改善したい」「キャリアアップを目指したい」など、様々な理由で転職は検討されるもの。あなたも一度は転職を検討したことがあるのではないでしょうか。特にエンジニアは他の職種に比べて転職のハードルが低く、積極的に環境を変えながらキャリアアップを目指している人が大勢います。そこで今回は、リアルなエンジニアの転職事情をリサーチするために、現役エンジニア300人にアンケート調査を行いました。

エンジニアの転職の流れ

エンジニアが転職する場合、情報収集や成果物の整理、必要書類の作成などの準備に2~3週間かけることをおすすめします。エンジニア経験のある人がキャリアアップのために転職する際は、これまで関わってきたプロジェクトや成果物をアピールするのが有効になるので、Gitにコードを上げるなどして分かりやすく伝えるための対策を行っておきましょう。
そして、実際に転職活動を行う前に、一度転職する目的を整理します。転職してやりたいことや今後のキャリアプラン、転職先に求める給料や待遇などの条件をまとめ、絶対に譲れない軸をブラッシュアップします。その軸にあった企業を探せば、納得のいく転職を実現できるはずです。
キャリアやスキルの棚卸をすることも大切です。新卒の就活とは異なり、転職ではこれまで培った経験やスキルを活かして活躍してもらうことを企業が期待しています。そのため、これまで携わってきたプロジェクトやスキルを職務経歴書などにまとめ、自分は何ができるのか、今後何をして企業に貢献したいのかをアピールできるようにしましょう。
転職活動では求人サイトやエージェントなどを利用して企業との接点を持ちます。エージェントは転職コンサルタントと二人三脚で転職活動を進めることができるので、面接が苦手な方や仕事が忙しくて企業探しに時間がとりづらい方におすすめです。最近はダイレクトリクルーティングというサービスも登場しており、カジュアルに企業のカルチャーや雰囲気を知る機会が増えています。

現役エンジニアは転職をどう考えている?

では、現役エンジニアは転職をどう考えているのでしょうか。300人にアンケート調査を行ったところ、以下の結果になりました。

・転職したことがあり、現在も転職を検討している……………20.3%
・転職したことがあるが、現在は転職を検討していない………34.0%
・転職したことはないが、転職を検討している…………………11.7%
・転職したことはなく、今後もする予定は今のところない……34.0%

過半数のエンジニアが転職を経験していることが分かります。また、32%のエンジニアが現在も転職を検討しており、キャリアアップや労働環境・条件の改善などのために積極的に転職する姿勢が伺えます。

転職する際に利用したことがあるものは?

エンジニアが転職する際に利用したことのあるものは、1位は「転職サイト(42.0%)」、2
位は「ハローワーク(29.3%)」、3位は「転職エージェント(27.0%)」、4位は「知り合いなどのリファラー(20.3%)」という結果になりました。
一般的な転職活動と同じように、まずは転職サイトや転職エージェントなどで求人の情報を集め、自分にマッチした企業を見つけるケースが多いようです。また、知り合いなどのリファラーに企業を紹介してもらい、スキルをアピールした上で転職するというパターンも多くあるようです。

転職するとしたら何を利用する?

今後転職するとしたら何を使って転職活動するかアンケート調査を行ったところ、「転職サイト(36.3%)」「転職エージェント(21.7%)」「ハローワーク(18.0%)」「知り合いなどのリファラー(12.3%)」という結果になりました。
転職サイトはすき間時間に手軽に求人を探すことができますし、転職エージェントは転職サイトには掲載されていない非公開求人を紹介してもらうことができます。転職活動を成功させるカギは「どれだけ多くの求人に触れることができるか」になるので、様々な媒体やサービスを使って自分にぴったりな企業を探しましょう。

転職する際に最も重視する条件は?

転職する際に最も重視する条件は、以下の結果となりました。

・給与・待遇……………67.7%
・経験・キャリア………13.0%
・勤務地…………………17.7%
・その他…………………1.7%

7割近いエンジニアが、給与や待遇の改善を求めて転職することが分かります。これまでの経験を活かしてよりレベルの高いプロジェクトに関われる環境に転職すれば、給与アップの可能性も高まるでしょう。キャリアを高めてより良い環境で働きたいという方は、転職を検討してみるとよいのではないでしょうか。

転職する際に検討する業種は何?

エンジニアはどのような業種に転職したいと考えているのでしょうか。1位は「IT・エンジニア(76.7%)」で、大半のエンジニアがこれまでの経験を活かしてエンジニアとして活躍したいと考えていることが分かります。2位は「事務・オフィスワーク(31.7%)」、3位は「クリエイティブ・編集・出版(8.7%)」となっており、エンジニアではないもののこれまでの経験やスキルを発揮できる可能性のある業種が人気です。

まとめ

今回のアンケート調査で、転職に前向きな現役エンジニアが多いことが分かりました。また、給与や待遇の改善を求めて転職活動を行い、キャリアアップを目指している人も大勢います。転職を検討している方は、今回のアンケート結果を参考にして、ご自身のキャリアや転職先を考えてみるとよいのではないでしょうか。

コラム著者情報

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