目指すはPM?システムエンジニアのキャリアプランを徹底解説!
目指すはPM?システムエンジニアのキャリアプランを徹底解説!
現在、フリーランスあるいは社内SEとして生活されている方々の中には、「将来的にはPM(プロジェクトマネージャー)になりたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
いわゆる「稼げるシステムエンジニア」になるためには、PMを目指すのが良いと言われていますが、
果たしてPMを取得したからと言って本当に稼げるようになるのでしょうか?
今回は、現役SEとして現場でガッツリ働いているY氏に、SEのキャリアパス、
そしてPMになるために必要なスキルや能力について伺いました。
部隊によって異なる「キャリアパスと成長スピード」
SEのキャリアパスと一口に言っても、エンジニアは複数の部隊に分かれますのでキャリアパスも異なります。今回は3つに大別しました
技術系SEのキャリアパス
テスターからコツコツと技術者としての経験を積み、詳細設計に携わり、リーダーとして経験を積み、PMになってプロジェクトの管理を行います。
技術系PMと管理系PMは、習得知識レベルは同等と捉えて良いでしょう。(※給与、役職、業務内容は会社によって差があります。)
営業系SEのキャリアパス
今回敢えて「営業」と分けましたが、実際は技術系SEもしくは管理系SEが営業を担っている場合が多く、
「SEとして、どの程度営業分野に携わるか」という点において差が生じるようで、
キャリアパスに関しては、基本は技術系や管理系が参考となります。
管理系SEのキャリアパス
管理系SEのPMの場合、社長が全プロジェクトのPMをしていたり、
PMOやシニアマネージャーといった役割のSEが存在しない場合も多くあります。
Y氏によると、SEの需要が高まり続けている現在、1年単位で転職するSEはざらにいるそうで、
理由は会社全体の育成力の弱さや、SEに対しての還元が低い等が挙げられるとのこと。
「自身の成長スピードを落としたくない」と考えるSEは、会社に対して見切りをつけるのが早いのでしょう。
このような現状もあって、SEのキャリアには驚くほど個人差があり、
5年足らずでPMになるSEもいれば、10年かかっても業務内容も給料も変わらないといったSEもいるそうです。
ぶっちゃけ、PMになるのに資格は必要?
PMになるためには、必ず資格が必要なのか?
これについてY氏に尋ねると「資格のみには、価値がない」とのこと。
“資格があればPMになれるという確約はありません。何よりも経験と実績がものを言います。実際に、PMとしてバリバリ稼いでいる人でも、大した資格を持っていない人は多くいます。”
確かに、資格があるのに越したことはありませんが、実際に現場で使える人材でなければ、意味がありませんよね。
反面、資格があれば自身の知力や技術レベルを相手にわかりやすく提示できます。
いわば「実績証明書」のようなもの。フリーランスのSEであれば、クライアントの安心感や信頼感を担保するものになり、
そこに実績が加われば、無資格で実績があるSEよりも案件の受注確度は高まるでしょう。
他にも、入社1~3年の新人SEたちが、経験の浅さをカバーする、あるいは、自らの技術の向上のために、資格の勉強をするケース。
さらに、企業戦略として「有資格者」をセールスに活用したり、有資格者にインセンティブを付与する会社もあるようです。
つまり、SEにとっての資格取得は自分の技術・知力の向上のため。
そして、取得年数は個人差があり、それを活かして「稼げるSE」になれるか否かも、個人差によって大きく変動するので、一概に「これを取得すれば問題ない」と断言できないのです。
数年後の自分を想像しよう
自分のキャリアパスを描くコツは、自分が何に特化しているSEなのか、何が得意なのかを見極めることです。
Y氏の場合は、実際に手を動かす仕事が好きなため、前職でのPLとしての経験を活かしつつ、ずっと現場に近い存在でありたいと考えているそうです。
“好きだから”という理由でSEになったY氏は、現場から離れることは考えておらず、SEとして将来的にPMを目指してはいるけれど、PMになることが絶対条件ではないようです。
あなたは数年後にどこでなにをしていたいですか?
クライアントとコミュニケーションをとりながら、プロジェクトをまとめあげたいですか?現場に近い存在で、重要な戦力として自分の技術を役立てたいですか?
ただ闇雲にPMを目指すのではなく、 まずは自分が将来どのような働き方をしていたいかを考える。
そして、それを実現する過程の1つにPM取得があるならば、必死で取得に励むべきでしょう。
コラム著者情報
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いわゆる「稼げるシステムエンジニア」になるためには、PMを目指すのが良いと言われていますが、
果たしてPMを取得したからと言って本当に稼げるようになるのでしょうか?
今回は、現役SEとして現場でガッツリ働いているY氏に、SEのキャリアパス、
そしてPMになるために必要なスキルや能力について伺いました。
SEのキャリアパスと一口に言っても、エンジニアは複数の部隊に分かれますのでキャリアパスも異なります。今回は3つに大別しました
技術系SEのキャリアパス
テスターからコツコツと技術者としての経験を積み、詳細設計に携わり、リーダーとして経験を積み、PMになってプロジェクトの管理を行います。
技術系PMと管理系PMは、習得知識レベルは同等と捉えて良いでしょう。(※給与、役職、業務内容は会社によって差があります。)
営業系SEのキャリアパス
今回敢えて「営業」と分けましたが、実際は技術系SEもしくは管理系SEが営業を担っている場合が多く、
「SEとして、どの程度営業分野に携わるか」という点において差が生じるようで、
キャリアパスに関しては、基本は技術系や管理系が参考となります。
管理系SEのキャリアパス
管理系SEのPMの場合、社長が全プロジェクトのPMをしていたり、
PMOやシニアマネージャーといった役割のSEが存在しない場合も多くあります。
Y氏によると、SEの需要が高まり続けている現在、1年単位で転職するSEはざらにいるそうで、
理由は会社全体の育成力の弱さや、SEに対しての還元が低い等が挙げられるとのこと。
「自身の成長スピードを落としたくない」と考えるSEは、会社に対して見切りをつけるのが早いのでしょう。
このような現状もあって、SEのキャリアには驚くほど個人差があり、
5年足らずでPMになるSEもいれば、10年かかっても業務内容も給料も変わらないといったSEもいるそうです。
ぶっちゃけ、PMになるのに資格は必要?
PMになるためには、必ず資格が必要なのか?
これについてY氏に尋ねると「資格のみには、価値がない」とのこと。
“資格があればPMになれるという確約はありません。何よりも経験と実績がものを言います。実際に、PMとしてバリバリ稼いでいる人でも、大した資格を持っていない人は多くいます。”
確かに、資格があるのに越したことはありませんが、実際に現場で使える人材でなければ、意味がありませんよね。
反面、資格があれば自身の知力や技術レベルを相手にわかりやすく提示できます。
いわば「実績証明書」のようなもの。フリーランスのSEであれば、クライアントの安心感や信頼感を担保するものになり、
そこに実績が加われば、無資格で実績があるSEよりも案件の受注確度は高まるでしょう。
他にも、入社1~3年の新人SEたちが、経験の浅さをカバーする、あるいは、自らの技術の向上のために、資格の勉強をするケース。
さらに、企業戦略として「有資格者」をセールスに活用したり、有資格者にインセンティブを付与する会社もあるようです。
つまり、SEにとっての資格取得は自分の技術・知力の向上のため。
そして、取得年数は個人差があり、それを活かして「稼げるSE」になれるか否かも、個人差によって大きく変動するので、一概に「これを取得すれば問題ない」と断言できないのです。
数年後の自分を想像しよう
自分のキャリアパスを描くコツは、自分が何に特化しているSEなのか、何が得意なのかを見極めることです。
Y氏の場合は、実際に手を動かす仕事が好きなため、前職でのPLとしての経験を活かしつつ、ずっと現場に近い存在でありたいと考えているそうです。
“好きだから”という理由でSEになったY氏は、現場から離れることは考えておらず、SEとして将来的にPMを目指してはいるけれど、PMになることが絶対条件ではないようです。
あなたは数年後にどこでなにをしていたいですか?
クライアントとコミュニケーションをとりながら、プロジェクトをまとめあげたいですか?現場に近い存在で、重要な戦力として自分の技術を役立てたいですか?
ただ闇雲にPMを目指すのではなく、 まずは自分が将来どのような働き方をしていたいかを考える。
そして、それを実現する過程の1つにPM取得があるならば、必死で取得に励むべきでしょう。
コラム著者情報
技術系PMと管理系PMは、習得知識レベルは同等と捉えて良いでしょう。(※給与、役職、業務内容は会社によって差があります。)
今回敢えて「営業」と分けましたが、実際は技術系SEもしくは管理系SEが営業を担っている場合が多く、
「SEとして、どの程度営業分野に携わるか」という点において差が生じるようで、
キャリアパスに関しては、基本は技術系や管理系が参考となります。
「SEとして、どの程度営業分野に携わるか」という点において差が生じるようで、
キャリアパスに関しては、基本は技術系や管理系が参考となります。
管理系SEのキャリアパス
管理系SEのPMの場合、社長が全プロジェクトのPMをしていたり、
PMOやシニアマネージャーといった役割のSEが存在しない場合も多くあります。
Y氏によると、SEの需要が高まり続けている現在、1年単位で転職するSEはざらにいるそうで、
理由は会社全体の育成力の弱さや、SEに対しての還元が低い等が挙げられるとのこと。
「自身の成長スピードを落としたくない」と考えるSEは、会社に対して見切りをつけるのが早いのでしょう。
このような現状もあって、SEのキャリアには驚くほど個人差があり、
5年足らずでPMになるSEもいれば、10年かかっても業務内容も給料も変わらないといったSEもいるそうです。
ぶっちゃけ、PMになるのに資格は必要?
PMOやシニアマネージャーといった役割のSEが存在しない場合も多くあります。
Y氏によると、SEの需要が高まり続けている現在、1年単位で転職するSEはざらにいるそうで、
理由は会社全体の育成力の弱さや、SEに対しての還元が低い等が挙げられるとのこと。
「自身の成長スピードを落としたくない」と考えるSEは、会社に対して見切りをつけるのが早いのでしょう。
このような現状もあって、SEのキャリアには驚くほど個人差があり、
5年足らずでPMになるSEもいれば、10年かかっても業務内容も給料も変わらないといったSEもいるそうです。
PMになるためには、必ず資格が必要なのか?
これについてY氏に尋ねると「資格のみには、価値がない」とのこと。
“資格があればPMになれるという確約はありません。何よりも経験と実績がものを言います。実際に、PMとしてバリバリ稼いでいる人でも、大した資格を持っていない人は多くいます。”
確かに、資格があるのに越したことはありませんが、実際に現場で使える人材でなければ、意味がありませんよね。
反面、資格があれば自身の知力や技術レベルを相手にわかりやすく提示できます。
いわば「実績証明書」のようなもの。フリーランスのSEであれば、クライアントの安心感や信頼感を担保するものになり、
そこに実績が加われば、無資格で実績があるSEよりも案件の受注確度は高まるでしょう。
他にも、入社1~3年の新人SEたちが、経験の浅さをカバーする、あるいは、自らの技術の向上のために、資格の勉強をするケース。
さらに、企業戦略として「有資格者」をセールスに活用したり、有資格者にインセンティブを付与する会社もあるようです。
つまり、SEにとっての資格取得は自分の技術・知力の向上のため。
そして、取得年数は個人差があり、それを活かして「稼げるSE」になれるか否かも、個人差によって大きく変動するので、一概に「これを取得すれば問題ない」と断言できないのです。
これについてY氏に尋ねると「資格のみには、価値がない」とのこと。
“資格があればPMになれるという確約はありません。何よりも経験と実績がものを言います。実際に、PMとしてバリバリ稼いでいる人でも、大した資格を持っていない人は多くいます。”
確かに、資格があるのに越したことはありませんが、実際に現場で使える人材でなければ、意味がありませんよね。
反面、資格があれば自身の知力や技術レベルを相手にわかりやすく提示できます。
いわば「実績証明書」のようなもの。フリーランスのSEであれば、クライアントの安心感や信頼感を担保するものになり、
そこに実績が加われば、無資格で実績があるSEよりも案件の受注確度は高まるでしょう。
他にも、入社1~3年の新人SEたちが、経験の浅さをカバーする、あるいは、自らの技術の向上のために、資格の勉強をするケース。
さらに、企業戦略として「有資格者」をセールスに活用したり、有資格者にインセンティブを付与する会社もあるようです。
つまり、SEにとっての資格取得は自分の技術・知力の向上のため。
そして、取得年数は個人差があり、それを活かして「稼げるSE」になれるか否かも、個人差によって大きく変動するので、一概に「これを取得すれば問題ない」と断言できないのです。
数年後の自分を想像しよう
Y氏の場合は、実際に手を動かす仕事が好きなため、前職でのPLとしての経験を活かしつつ、ずっと現場に近い存在でありたいと考えているそうです。
“好きだから”という理由でSEになったY氏は、現場から離れることは考えておらず、SEとして将来的にPMを目指してはいるけれど、PMになることが絶対条件ではないようです。
あなたは数年後にどこでなにをしていたいですか?
クライアントとコミュニケーションをとりながら、プロジェクトをまとめあげたいですか?現場に近い存在で、重要な戦力として自分の技術を役立てたいですか?
ただ闇雲にPMを目指すのではなく、 まずは自分が将来どのような働き方をしていたいかを考える。
そして、それを実現する過程の1つにPM取得があるならば、必死で取得に励むべきでしょう。
moveIT運営事務局
moveIT!は機械的なマッチングだけでなく、人との繋がりを重視したIT専門の求人紹介サポートサービスです。
フリーランスの他、正社員・契約社員・派遣・アルバイト・インターン、またはIT業界への就職転職希望者、IT業界での将来独立・起業を目指している方々など、働き方や経験者/未経験者を問わず幅広く総合的に支援するサービスをご提供しております。