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「収入アップに上限がない」会社員からフリーランスに転身した20代エンジニアに聞いたメリット・デメリット

「収入アップに上限がない」会社員からフリーランスに転身した20代エンジニアに聞いたメリット・デメリット

「収入アップを図りたい」
「より自由な働き方をしたい」

近年、働き方が多様化するにつれてフリーランスに転身する人が増えていますが、その動機はさまざまです。

なかでもITエンジニアはフリーランス向けの案件も多い業種だと言われていますが、実際のところ、働き方や収入の変化はどんなものなのでしょうか？

今回は約4年前にmoveIT!に登録し、フリーランスエンジニアとして働く吉田さん（仮名・20代男性）に話を聞いてみました。

フリーランスになった一番の理由は「収入アップ」

ーなぜフリーランスエンジニアになろうと思ったんですか？

9年ほど前から会社員エンジニアとして2社ほど経験してきたのですが、1社目の職場にフリーランスで働いている方がいて、いろいろと話を聞いているうちに「フリーランスになったほうが収入アップに繋がりそうだな」と思ったのがきっかけです。

自分のエンジニアとしてのキャリアを考える上でも、フリーランスになってもっと多種多様な言語を扱えるようになりたい、スキルアップして一人でなんでもできるようになりたいと思うようになったんです。

ーそこからどのようにして、moveIT!を通して仕事を受けるようになっていったんですか？

会社員として働きつつ、まずネット検索をして引っかかったフリーランスエンジニア向けの求人情報サイトに手当たり次第登録をしていきました。moveIT!は登録するとすぐに電話が来て「一度顔合わせをしましょう」ととんとん拍子にことが進んでいって。決め手は正直、そのレスポンスの速さです。

そのときにいた会社が遅刻者が多く全体の士気が低いことがとても気になっていて、とにかく早く離れてエンジニアとして成長できる環境に身を置きたいと思っていました。そのスピード感についてきてくれたというか、むしろ引っ張っていってもらえたのは大きかったですね。

ーフリーに転身することへの不安はありませんでしたか？

会社への不満はいろいろとあったものの、会社員エンジニアとして様々な言語を扱わせてもらったり、プロジェクトの主軸となる部分を担う経験もできていたので、そこまで不安はありませんでした。人事・給与関係のパッケージシステムの開発に携わった際に税金関係の勉強もいろいろしていたので、確定申告なども「なんとかなりそう」と漠然と思っていましたね。

フリーランスになって感じたメリット・デメリットは

ーフリーランスになってメリットに感じていることはなんですか？

最大のメリットは、フルリモート勤務なので通勤時間というお金にならない時間が完全に無くなったことです。

月収も8〜10万円は上がりました。それに会社員時代は残業代がまったく出なかったのですが、今はSES契約なので契約時間外の残業代は支払われますし、異常な残業が発生することもありません。

ー一方で、デメリットに感じていることは

やっぱり税金まわりでしょうか。ただ、ほとんどPCとネット環境さえあればできる在宅勤務なので、こまごまとした経費は無く、確定申告は毎年本当にシンプルです。他の業種のフリーランスに比べれば、そこまで煩雑にはならないと思います。

ーいまの収入には満足していますか？

さまざまな企業との仕事で多種多様な経験を積み上げ、それに伴って報酬も上げていけるのがフリーランスのいいところだと思うので、まだまだスキルアップして、収入も上げていきたいです。

会社員はその企業ごとに給与の最大値が必ずあると思いますが、フリーランスの報酬には天井がありません。それが仕事へのモチベーションにもなっています。

さらなる収入アップのため、営業にもチャレンジ

ー収入アップのために、現在のエンジニア業務以外に取り組んでいることはありますか？

起業も視野に入れていて営業スキルも身につけたいので、営業の仕事もできるようにmoveIT!の方に相談に乗ってもらっているところです。

需要が高まっているクラウド関連の勉強もしていきたいです。AWS認定資格もいずれ取得しようと思っています。やはりプロジェクトに関連した資格を持っていたほうがその案件にアサインされやすいのではないでしょうか。