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フリーランスエンジニアと社員の収入や満足度の違いは?デメリットやその対処法もご紹介

エンジニアとして働いていくなかで、フリーランスと社員のどちらの働き方が良いのか迷う方も多くいます。
収入や働き方の自由度、仕事に対する満足度など、それぞれにメリットとデメリットがあります。

そこで、この記事では以下の内容を紹介します。

1. フリーランスエンジニアと社員どちらが高収入?
2. フリーランスエンジニアは社員と比べて満足度が高い?
3. フリーランスエンジニアのデメリットとその対策方法

フリーランスと社員、どちらの働き方にしようか迷っている方はぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアと社員どちらが高収入?

フリーランス協会の調査によると、「ITエンジニア系」フリーランスで年収1,000万円を超える人の割合は10.6%です。

また、時給単価が4,000円以上のエンジニアが半数を占め、そのなかでも6,000円以上は13.5%となっています。

時給6,000円を超えると、年収1,000万円以上に一歩近づきます。

とくに、Goエンジニアの平均年収は1,362万円と、エンジニア職のなかでもトップクラスです。

会社員の平均年収が約660〜788万円であることを考えると、フリーランスエンジニアの方がより高収入を得られる可能性は高いでしょう。
出典:フリーランス協会「フリーランス白書2019」 出典:フリーランス協会「フリーランス白書2023」 出典:PR TIMES|CAMELORS株式会社「【年収1,362万円】Goエンジニア2024年最新|フリーランス副業調査」 関連記事:正社員とフリーランスの収入や働きやすさの違いは?メリット・デメリットも紹介

フリーランスエンジニアは社員と比べて満足度が高い?

フリーランス協会の調査によると、会社員からフリーランスに転身して満足度が上がった人は83.7%にのぼります。

また、73.6%の人がスキル向上を実感しており、45.9%の人は収入も増えたため、これらが満足度向上につながったのでしょう。

さらに、働く時間が社員時代と比べて減った人は61.9%で、プライベートの時間もより充実させられるようです。
出典:フリーランス協会「フリーランス白書2023」 関連記事:フリーランスと正社員どっちが得する?年収や手取りの違いを解説

フリーランスエンジニアのデメリットとその対策方法

フリーランスのエンジニアは、社員よりも収入を増やせる可能性が高く、プライベートな時間もより確保しやすい点などが魅力です。

ただし、以下のようなデメリットも存在します。

・確定申告を自分でする必要がある
・仕事を自分で獲得しなければいけない
・収入が安定しない
・ライバルに負けない知識やスキルが求められる

そのため、これらのデメリットに対する対策を紹介します。

税金の知識を身につける

フリーランスは毎年、自分で確定申告をおこなう必要があります。

そのため、ある程度税金に関する知識を身につけなければいけません。

本や動画などで勉強する方法もありますが、freee会計(フリー)やMoneyForwardクラウド確定申告(マネーフォワード)といったクラウド会計ソフトを利用する人も多くいます。

これらのソフトは、税金に詳しくない初心者でも使いやすい設定になっているため、活用すると便利です。

ただし、最も安心なのは税理士に依頼することです。

収入の規模や経費の仕分けの量に応じて、どちらを利用するか決めると良いでしょう。
関連記事:フリーランスエンジニアの税務調査リスクと対策方法を解説

自分を売り込む営業力をつける

会社員であれば、会社が自動的に仕事を提供し、毎月固定の給与が支払われます。

しかし、フリーランスでは自分で仕事を獲得しない限り、収入は0円です。

そのため、自分を企業に売り込む営業力が必要です。

スキルを磨くことも重要ですが、それ以上に自分を魅力的に見せるアピール方法を学びましょう。

フリーランスの場合、履歴書や職務経歴書だけでなく、ポートフォリオの提出も重要なポイントとなります。

フリーランスとしての活動を考えている方は、ポートフォリオの準備を早めに進めておくといいでしょう。

貯蓄をする

フリーランスは、会社員と比べて収入が安定するまでに時間がかかります。

すぐに仕事を獲得できるとは限らず、継続して案件を発注してもらえるかも不確実です。

とくに業務委託契約では、翌月から契約が解除される可能性もあります。

こうした状況に備え、生活に困らないよう、ある程度の貯蓄をしておくことが重要です。

たとえば、最低でも6か月〜1年分の生活費を貯めておくと、安心してフリーランス活動に取り組めるでしょう。

知識やスキルのアップデート

2024年のITフリーランスは約41.5万人に達すると予想されています。

これにより、業界内の競争がいっそう激化することが予想され、ほかのフリーランスに差をつけるためのスキルアップがますます重要です。

たとえば、Go言語を専門にしている方は、Go言語に加えてほかのプログラミング言語も活用できるようになると、受注できる案件の幅が広がります。
出典:PR TIMES|エン・ジャパン株式会社 「フリーランススタート『ITフリーランス人材及びITフリーランスエージェントの市場調査』2022年版を公開」

moveIT!を利用した体験談

moveIT!」では、エンジニアに特化した仕事の紹介をおこなっています。


フリーランス、正社員、派遣社員など、さまざまな働き方に応じた紹介が可能です。
ここでは、実際にmoveIT!を利用し、フリーランスとして活動している方の体験談を紹介します。

約4年前にmoveIT!に登録し、フリーランスエンジニアとして働く吉田さん(仮名・20代男性)。
フリーランスになったほうが収入アップに繋がりそうと思い、フリーランスの道を目指したそうです。

多種多様な言語を扱えるようになりたい、スキルアップして一人でなんでもできるようになりたい、と向上心の強い吉田さんがmove IT!を活用した結果、
「フルリモート勤務なので通勤時間というお金にならない時間が完全に無くなり、月収も8〜10万円は上がりました」
「moveIT!は登録からレスポンスが早く、話がスムーズに進みました!」
「案件獲得後も、営業方法の相談に乗ってもらっており、サポートが手厚い」
今の働き方にもmoveIT!のサービス内容にも大変ご満足いただけているようです。

ほかにも、moveIT!を利用した多くの体験談をいただいているので、ぜひ参考にしてください。

エンジニアインタビュー

まとめ

フリーランスと社員のエンジニアでは、収入や満足度に大きな違いがあります。

自由度が高く、収入の可能性を広げたい場合はフリーランスが向いていますが、安定した固定給与を得たい方には社員が適しています。

フリーランスエンジニアには、税金の知識や営業力、ある程度の貯蓄、そして継続的な知識とスキルのアップデートが必要です。

moveIT!では、エンジニアに特化して仕事の紹介をおこなっており、税理士の紹介サポートも提供しています。

不安なことがあれば、どうぞ気軽にご相談ください。

コラム著者情報

moveIT運営事務局


moveIT!は機械的なマッチングだけでなく、人との繋がりを重視したIT専門の求人紹介サポートサービスです。
フリーランスの他、正社員・契約社員・派遣・アルバイト・インターン、またはIT業界への就職転職希望者、IT業界での将来独立・起業を目指している方々など、働き方や経験者/未経験者を問わず幅広く総合的に支援するサービスをご提供しております。

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