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フリーランスエンジニアの単価相場一覧!決め方や手取り額も徹底解説

フリーランスへの転向を考えているエンジニアにとって、最初の大きな壁となるのが単価の決め方でしょう。

単価は、保有スキルや職種、経験年数によって大きく変動します。

そのため、自分の適正価格を知り、適切な単価を設定することが重要です。

この記事では以下の内容を紹介します。

1. 【スキル・職種・経験年数別】フリーランスエンジニアの単価相場
2. フリーランスエンジニアの単価の決め方
3. フリーランスエンジニアの手取り計算


自分のスキルや経験に見合った報酬を得て、安定したフリーランスライフを実現したい方は、ぜひ参考にしてください。

【スキル・職種・経験年数別】フリーランスエンジニアの単価相場

フリーランスエンジニアの単価相場をスキル、職種、経験年数別に紹介します。

現在の自分のスキルや経験に応じた報酬がどのくらいになるのか、記事内の表を参考に確認してみてください。

【スキル別】フリーランスエンジニアの単価相場

以下は、弊社moveIT!で紹介しているスキル別の平均的な単価相場です。
スキル 単価/月
C言語 50〜70万円
AWS 50〜90万円
Azure 50〜90万円
Go 50〜100万円
Java 50〜100万円
JavaScript 50〜100万円
PHP 50〜80万円
Python 50〜90万円
Ruby 50〜90万円
SQL 40〜60万円
Unity 60〜80万円
VBA 50〜70万円
たとえば、C言語を使った案件の場合、最低でも月50万円くらいの収入が期待できます。

一方で、GoやJavaなどの高需要なスキルでは、100万円に達するケースも珍しくありません。

また、SQLのように単価がやや低めとされる分野でも、スキルを磨けば高単価案件の獲得につながります。

さらに、複数のスキルを習得することで、より高単価な案件に挑戦するチャンスが広がるでしょう。

このように、スキルによる単価の違いを理解し、対応できるスキルを増やすことで、効率的なキャリア形成ができるようになります。

【職種別】フリーランスエンジニアの単価相場

職業分類 単価/月
AIエンジニア 60〜150万円
ネットワークエンジニア 40〜100万円(AIもできると120万円以上)
プログラマー 50〜70万円
SE 60〜80万円
PL 65〜85万円
PM 75〜110万円
それぞれの職種で求められるスキルや経験に応じて、報酬が大きく異なります。

AIエンジニアは、多岐にわたる知識とスキルが求められ、案件によっては150万円の高単価が期待できます。機械学習やディープランニング、数学や統計学などの専門知識があるとさらに有利です。

ネットワークエンジニアも、AIに対応できるスキルを持っていると120万円以上の案件が狙えます。

プログラマーやSEは需要が高く、基礎的なスキルで参入しやすい一方、AIのような特定分野のスキル習得やリーダーシップを磨くことで高単価が期待できるでしょう。

また、PLやPMは開発現場を統率する役割のため、技術力だけでなくマネジメント能力が評価されます。

そのため、100万円を超える案件も少なくありません。


職種ごとの特徴を理解し、新たなスキルを習得することで収入アップの可能性が広がります。

【経験年数別】フリーランスエンジニアの単価相場

経験年数 単価/月
1年未満 約30万円
1年 約45万円
2年 約50万円
3年 約60万円
4年 約70万円
5年 約80万円
5年以上 約90万円
経験年数で見ていくと、1年未満の初心者エンジニアの場合は約30万円が相場です。

最初は単価が上がりにくいと感じるかもしれませんが、実務経験を重ねながらスキルを習得することで、着実に単価が向上する傾向にあります。

2年目以降からは約10万円ずつ単価が上がり、5年目には約80万円になるケースが一般的です。

5年以上の経験がある場合は約90万円と高い水準に達することが期待できます。

また、技術力だけでなく、プロジェクト管理やリーダーシップといった付加価値を提供できるようになることで、さらなる単価アップが見込めるでしょう。

フリーランスエンジニアの単価の決め方

フリーランスエンジニアの単価を決める方法は主に3つあります。

1. 適正価格の範囲内で設定する
2. 会社員時代より高めに設定する
3. 時給換算して考える


まずは、上述した単価相場を参考に、自分のスキルや経験年数に合った市場価格を適切に判断することが重要です。たとえば、ネットワークエンジニアとしての経験が1年で、利用可能なスキルがJavaだけの場合、相場は40〜50万円程度と考えられます。

また、会社員からフリーランスに転向する際は、会社員時代の給与よりも高い単価を設定することがポイントです。フリーランスは税金や社会保険料を自分で負担する必要があるため、手取り額が減らないように考慮する必要があります。

さらに、案件ごとの単価だけでなく、時給換算で効率的に収益を上げる方法も検討しましょう。案件によって作業時間は異なるため、単価が高くても作業時間が長ければ、低単価案件と変わらない場合もあります。「単価 ÷ 稼働時間」で時給を算出し、効率良く稼げる案件を選ぶことが大切です。

より高い単価の案件を獲得したい方は、スキルを磨くことはもちろん、以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事:【フリーランス】単価の決め方3ステップ!報酬アップの交渉法もご紹介

フリーランスエンジニアの手取り計算

フリーランスエンジニアは、会社員時代と同じ収入額を稼いでも、手取り額が少なくなる傾向にあります。

フリーランスの場合、社会保険料や税金を自分で納める必要があるためです。

たとえば、会社員とフリーランスで月収40万円稼いだ場合、手取り額には3万円の差が生じます。

・会社員:約31万円(※1)
・フリーランス:約28万(※1)


ただし、フリーランスには青色申告控除や経費を活用できるメリットがあります。

これらを上手に使えば節税が可能になり、結果として手取り額を増やすことも可能です。

フリーランスエンジニアの手取りを簡単に計算したい場合は「個人事業主向けの手取りシミュレーション」ツールを活用すると便利です。

税金の専門知識がなくても、おおよその手取り額を把握できます。

出典:税金・社会保障教育「税金社会保険料シミュレーション

※1:扶養家族や控除などは含めていません。

moveIT!を利用した体験談

moveIT!」では、エンジニアに特化した仕事の紹介をおこなっています。

フリーランス、正社員、派遣社員など、さまざまな働き方に応じた紹介が可能です。

また、案件紹介だけでなく、キャリアに関する相談やスキルアップを目指す学習プログラムの提供など、手厚いサポート体制も整っています。

そのため、初めてフリーランスとして活動を始める方でも、安心して利用できるエージェントです。

ここでは、実際にmoveIT!を利用し、フリーランスとして活動している方の体験談を紹介します。
約4年前にmoveIT!に登録し、フリーランスエンジニアとして働く吉田さん(仮名・20代男性)は、フリーランスになったほうが収入アップにつながりそうと思い、フリーランスの道を目指したそうです。

多種多様な言語を扱えるようになりたい、スキルアップして一人でなんでもできるようになりたい、と向上心の強い吉田さんがmove IT!を活用した結果、

「フルリモート勤務なので通勤時間というお金にならない時間が完全に無くなり、月収も8〜10万円は上がりました」
「moveIT!は登録からレスポンスが早く、話がスムーズに進みました!」
「案件獲得後も、営業方法の相談に乗ってもらっており、サポートが手厚い」


今の働き方にも、moveIT!のサービス内容にも大変ご満足いただけているようです。

ほかにも、moveIT!を利用した多くの体験談をいただいているので、ぜひ参考にしてください。

エンジニアインタビュー

まとめ

フリーランスエンジニアの単価はスキルや職種、経験年数によって変動します。

そのため、自分の市場価値を適切に把握し、無理のない単価設定をすることが重要です。

単価を低く設定しすぎると、会社員時代よりも収入が減り、生活が厳しくなる可能性があります。

適正な単価で案件を受けることで、安定したフリーランスライフを築けるでしょう。

コラム著者情報

moveIT運営事務局


moveIT!は機械的なマッチングだけでなく、人との繋がりを重視したIT専門の求人紹介サポートサービスです。
フリーランスの他、正社員・契約社員・派遣・アルバイト・インターン、またはIT業界への就職転職希望者、IT業界での将来独立・起業を目指している方々など、働き方や経験者/未経験者を問わず幅広く総合的に支援するサービスをご提供しております。

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